凡人が成果を出すための習慣

残業ゼロで成果を出すには、どうしましょうか?

コロナ疲れの正体。それは脳みそを使っちゃうこと

こんにちは。

爽一郎です。

 

コロナ騒動になってから、緊急の仕事が増えました。

 

日々、状況が変化しており、私の勤める会社も方針が日々変わっています。

緊急事態宣言から、多くの人が在宅ワークとなり、それに合わせて私が所属するシステム部門はITで在宅ワークを実現するためのタスクがいろいろあるのです。

 

別途、私にはチームリーダーとしての立場もあり、在宅ワークをメンバーにさせるにも、コミュニケーションルールとか一応作らないとなりません。

もちろん、普段の仕事もあります。

 

こんな中でも、生き生きしている人もいます。

逆境を楽しめる人、なのかもしれません。

自分の実力が活かせて、この苦境の対策をバンバン進める人。

実際、そういう人は仕事ができます。

強い敵を倒すのがワクワクする、「オラ、ワクワクすっぞ」なサイヤ人タイプな人かもしれません。

 

が、私はといえば、今の状況を楽しんではいません。

多少はこの異常な状況にも慣れてきました。

それでも、正直、辛くないかと言えば、辛いです。

 

この状況でも実力を発揮して、苦難を乗り越えるために生き生きしている人を羨ましくも思います。

そんな人を見ると、自分は難しいことに挑んでイノベーションを起こすような人間ではないんだろうな、と自分が凡人であることを感じます。

 

どんな状況でも楽しく生きたいものですが、なかなかマインドを変えるのは簡単ではありません。

 

そんな、楽しめない人はコロナという逆境をどう乗り越えればよいのでしょう。

 

■考えることは、やっぱりしんどい

今、何が辛いか?

そんな問いかけを自分にかけた先の答えとしては

「とにかく、考えることが増えたこと」

です。

 

前述の通り、仕事でも緊急で意思決定や行動を計画して実行するようなことが多くなりました。

それに、私生活での意思決定も増えました。

 

子供が少し熱っぽいだけで、どうするか迷います。

会社を休むべきか。妻とは共働きですし、どちらが面倒みるか。

普段なら、一日だけ熱があるぐらいであれば、妻が仕事を休んで子供の面倒見ることが多いのです。

それに、普段の状態であれば微熱ぐらいなら、保育園や幼稚園も預かってくれる。

これまで、そんな一定の考えなくても自動的に答えが出せる行動、「デフォルト 」が存在しました。

 

ですが、今の状態だと「コロナかもしれないし、何日か休まないとだめなんじゃ」とか、いつもと異なることを考える必要があります。

我が子は微熱なんてよく出るものです。

妻もそんなに連続で休めないので、私とか義父母とか、デフォルトでの外の判断が必要になります。

そんなことを、毎回子供の微熱があるたびに考えるわけです。

 

休みの日も、これまできたことができないので、何をするか考えることになります。

ずっと家にいて退屈させると、子供がかわいそうですから。

ただ、休み日に動けないことには慣れてきたので、いまの状況におけるデフォルトができ始めたせいか、辛さは減ってきましたが。

 

思考はしんどいという話を、私はこれまで何度も記事に取り上げてきました。

 

bonzinkun.hatenablog.com

bonzinkun.hatenablog.com

bonzinkun.hatenablog.com

bonzinkun.hatenablog.com

bonzinkun.hatenablog.com

 

頭を使うことは、無限にはできません。

 

「肉体労働は限りがあるが、頭脳労働に限界はないから常に考え続けろ」

 

そんなことを言った人が私の周りに過去にいましたが、それは間違っています。

基礎代謝で使うカロリーの20%は脳が消費していると言われています。

そのぐらい脳はエネルギーを使うのです。

実際は、肉体労働で筋肉や心肺機能が悲鳴を上げることと同様、頭脳労働では脳が悲鳴を上げるのです。

 

私は、意思決定とか思考などの「考える」という行為をすると脳の体力が減るのだと思っています。

 

よくゲームでHP(ヒットポイント)というものがあり、それがなくなるとキャラクターは行動できなくなります。

体力なくなっちゃった状態ですね。

 

同じように、我々にはBP(ブレインポイント)なる脳みその体力があるのでしょう。

このBPは、考える行為をすると減っていく。

 

普段通りの行動、先ほど言ったデフォルトの行動は、考えなくて良いから楽です。

BPの消費を抑えているのですから。

だが、普段と違う生活を余儀なくされる今の状態は、BPを消費していつもと異なる行動を考えねばならないのです。

 

コロナ状況は異常値が高すぎて、毎回いつもと違う選択肢を考えさせられるので、BPの消費が激しい。

 

これは、疲れる。

BPが常に減って赤ゲージなのです。

 

これがコロナ疲れではないかと、私は思うのです。

 

■BPの消費を減らせ

そんなこんなで、考えることが増え、仕事での意思決定もしんどくなってきた

これは、普段よりも私生活での意思決定が増え、BPが低下しているからだと思う

 

私自身、今頭を使うことが、とてもしんどく感じます。

そうして、考えずにおけば、もやもやしてストレスになります。

 

この葛藤にもBPが消費されるのです。

こうしてコロナ疲れが進行していく。

 

だから、私は弱っている自分への言い訳も含めて、こうして書き出すことで頭を整理しています。

 

コロナと戦っていく上で大事なのは下記のようなものなのでしょう。

・なるだけBPを温存するため、

  今の状況下でのデフォルトを決める。

  難しいことは思いきって考えない。逃避する。

・そして、家に可能な限りいる

 

これがコロナ疲れを含む、コロナ対策なのだと私は思うのです。

 

 

★終わり★