みなさんこんにちは。
爽一郎です。
読書、日記、ブログ、勉強、片付け、運動などなど…。
続けたい習慣というものは、誰しもあると思います。
その、習慣を定着するために必要な要素として、「めんどくさくなくすること」があります。
人は、「めんどくさい=考えなきゃいけない」という状態に陥ると、そんなエネルギーの消耗を回避したくて行動をやめてしまいます。
例えば、勉強をするときに「どのテキストをやろうかな…」という状態になると、それを考えるのがめんどくさくて、勉強を放置してしまいがちです。
そのため、事前に「このテキストのXページ目をやる」と決めておくと、考えなくても行動ができるので、勉強に移ることができるのです。
その、「めんどくささ」。
それを無くすために良さそうなものを、一つ発見しました。
それは、ミニマリストです。
■カプセルホテルで感じた、ミニマリストの気持ち
出張で、カプセルホテルに久々に泊りました。
人生で3度目ぐらいの宿泊ですが、カプセルホテルは嫌いではないです。案外快適ですね。コスパはすばらしい。
朝の6時と7時に、他のカプセルで寝ている人たちの携帯アラームが一斉になりだすのはつらいですが…。
私は7時30分の起床で設定していたのに、早めに起こされました。せめて、音は消してバイブレーションでアラームかけて欲しい。
…そんな愚痴はさておき。
カプセルホテルは文字通り、プライベートスペースは極小で、寝るためだけの場所、と言う感じです。
そのため、あまり多くのものは寝室であるカプセルには持ち込めません。
入りきらないものは、別の部屋に設置されたロッカーにいれておくことになります。
カプセルホテルによってシステムは多少は異なるでしょうが、大体こんな感じでしょう。
要するに、最小限のもののみが自分の身の回りにある。
部屋が極小なのでなにもかも手が届きます。落ち着きますね。
必要十分なものがカプセル内にあれば、とても快適です。
■習慣にフォーカスしたミニマルさが良い
習慣に置き換えて考えてみましょう。
冒頭で述べたように、習慣化とは、いかにエネルギーをかけずに毎日継続できるか、が肝です。
手順が複雑だとか、めんどくさい、と脳が思うとそこでやめてしまいます。
カプセルホテルのロッカーと同じです。
一方で、カプセルホテルの室内のようになにもかも手に届く、という状況は習慣化には理想的なのです。
すぐに手が届く位置に、常に本があれば読書は続きやすいでしょう。
すぐに勉強できるデスクが横にあって、テキストがすでに出ていれば、勉強はしやすいでしょう。
あの本、あのテキストどこ行ったっけ?となれば、その時点で読書や勉強の習慣は断たれます。
習慣化においては、その行動がしやすいようにミニマリストになる、という視点がよいのです。
その行動を迷わず取れるようにものを減らす、他の行動に目を奪われないように誘惑を減らす。
そして、その行動がすぐにできる状態にしてやらない理由を無くす。
どうあがいても、習慣化する行動に目が向きます。
迷わないように、めんどくさくないようになれば、その行動を始めるためのエネルギーはかからないのです。
ミニマリストになりたーい、とは思わないのですが、行動を継続するためには、ミクロ的にミニマリストを取り入れてみることは、良いことなのです。
★終わり★