あけましておめでとうございます。
爽一郎です。
年末年始、どう過ごされましたか?
年末年始と言えばテレビを日がな見る、というイメージがあります。
子供の頃は、テレビを見て、友達か家族と初詣行って、返ってきてテレビ見て、ちょっとお出かけして、テレビ見て。
そんな過ごし方だったような気がします。
が、先の年末年始の過ごして、ふと思ったのです。
年末年始に限らず、テレビを一生懸命見るという過ごし方はほとんどなくなったなぁ、と。
■テレビ、見なくなったなぁ
大晦日は紅白はらガキ使やら、面白い番組はやってます。
今年、我が家では紅白歌合戦のチャンネルがついていました。
私は見たい番組のこだわりがないので、妻が選んだチャンネルで過ごします。
が、紅白がついていても、ご飯を食べたりスマホを眺めたり子供と遊ぶことに時間を費やしていて、番組のコンテンツには一切集中していませんでした。
昔から、テレビ番組の大半はそんなもんだったかもしれません。
一方で、楽しみに見ていた番組、なんてのも昔はありました。
1週間に一回、楽しみにしていた番組が見られる。
今はそんな気持ちはなくなったなぁ、とふと思ったのです。
我が家には全録レコーダーがあり、有名どころのチャンネルはだいたい自動的に全て録画されています。
テレビ放送は、全録レコーダーで後から必要なものだけ見る、という見方になっています。
見たい番組も、好きな時にとりだめたものを見るわけです。1週間に一回、決まった時間に見るなんて見方ではありません。
見たいものは見たい時に見るので、基本的にテレビのリアルタイムな放送は「見たいわけではないけど、なんとなくつけている」だけです。
BGM的なものですね。
私のようなテレビの見方をする人が増えていくと、テレビのスポンサーはテレビから離れていくでしょう。
録画された番組のCMなんて飛ばしてみますからね。
テレビを一切見ず、アマゾンプライムビデオやYou Tubeなどのオンデマンドな放送のみで生活する人が書いた記事です。
テレビのコンテンツは面白いかもしれないけれど、テレビはそれを活かすことができない、と述べています。
『重くて扱いにくいハードウェア
融通の効かない、垂れ流しのプラットフォーム
大昔から変わらないインターフェイス
「リモコン」というダメなUI
これらによって、テレビは、面白いコンテンツを十分に活かすことができない。』
(記事から引用)
CMも番組中の興味がない部分を飛ばすことはできないし、面白いか面白くないかは前評判と言う形では得ることができない。
■能動的なコンテンツを消費する時代になる
とは言え、まだテレビが終わるとは私は思ってません。
まだ大多数の人はテレビを見ているので、みんなに認知度が高い「最新のコンテンツ」はまだテレビに分があります。
紅白も、録画ではなく大晦日という時間に見るからこそ、話についていけるし価値があると言えるかもしれません。
ネットニュースやYou Tubeやらで能動的に情報を得るすべはあります。
ですが、子供を始め受動的に情報を得る人はまだまだ大多数でしょう。
テレビで受動的に得たコンテンツと、能動的にネットから得たコンテンツでは内容が異なります。
よって、まだみんながテレビを見ているうちは、すぐにテレビがなくなることはないでしょう。
ですが、時代はシフトしていきます。
だって、テレビよりもオンデマンドなものほうが、先ほどの述べたように便利なんですから。
受動的なコンテンツ消費ではなく、能動的なコンテンツ消費の時代に少しずつ移行していきます。