みなさんこんにちは。
爽一郎です。
みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。
成功者たちは睡眠を大切にしています。
アマゾンのCEO、ジェフ・ベゾス氏を始め、名だたる経営者たちが睡眠をしっかりとる重要性について言及しています。
睡眠は、私たちの生活にとって重要なものです。
その睡眠の時間や質。今の自分の睡眠に不満を持っている人のほうが多いのではないでしょうか。
睡眠を改善することは、大きな生活習慣改善の一つです。
そして、眠を改善するには、スマートウォッチや健康トラッカーと言われる、腕に付ける睡眠測定機器はとても役立ちます。
が、良さそうなのは分かるけど、具体的にはどう役立つの?
そんな言葉を聞くので、今日は私がどうスマートウォッチ・健康トラッカーを使って睡眠を改善したのかをお伝えします。
■健康トラッカーは何をしてくれるのか
私は半年ほど前から、睡眠の改善に取り組みました。
それまでは、寝る時間が遅くなりがちで、会社には大幅に遅刻して出社するような日々が続いていました。
睡眠不足がちで、休みの日は昼近くまで寝てしまう。
子供たちと触れ合う休日という貴重な時間を無駄にしていました。
これではいけないと思い、睡眠の習慣改善に取り組んだのです。
結果的に、今では規則正しい睡眠がとれています。
22:30ごろには就寝し、朝6:30に起きるという日々を過ごしています。
休みの日でも、だいたい同じ時間か、遅くとも7:30には起きるようになりました。
8時間睡眠。いやぁ、私はロングスリーパーだったのですね。
睡眠の改善により、仕事のパフォーマンスの向上を実感していますし、子供と遊ぶ際の疲労感も減りました。
睡眠の質の改善には、Fitbitというスマートウォッチが大きく役立ちました。
スマートウォッチとは、スマートフォンと連携できる腕時計です。
AppleWatchなんかが一番有名ですね。
時間はもちろん分かりますし、Lineや着信が腕時計に通知されたりします。
が、特筆すべきは自分の健康状態が見える化される機能です。
腕時計にセンサーが付いていて、心拍数だとかカロリー消費量だとかが分かります。
そして、睡眠の質を測る機能がついているものも多数あります。
なお、健康状態を測る機能に特化したスマートウォッチを、健康トラッカーと言うようです。
私が購入したFitbit Inspire HRは、いわゆる健康トラッカーです。睡眠計もついています。
■睡眠の記録は案外難しい
習慣化には、記録するということが必要です。
読書を習慣化するには、毎日どの程度本を読んだのかを記録。
勉強するなら、毎日何分勉強したか、または何ページこなしたかを記録。
こういった記録は、習慣化を継続する上で二つの効果があります。
一つは、現状を記録して見えるようにすることで、理想とのギャップを明確にすること。
ギャップが明確にならないと、よりよくするための活動=改善ができません。
もう一つは、習慣を継続するモチベーションを上げる材料になるということです。
記録すると、できたことが目に見えて分かります。
2日間できない日があってへこんだとしても、記録を見返してみると
「この2日はできなかったけど、ここ2週間でみると7割はできてるじゃん」
など、思ったよりできている自分に気が付けます。
記録する、ということは習慣化には有用なのです。
が、睡眠の記録というのは、なかなかできないものです。
布団に入る直前に寝る時間を記録したとしても、睡眠に入った時間は10分後かもしれませんし、寝つきが悪い人なら1時間後かもしれません。
また、朝起きてすぐに起きた時間を記録する、というのは記録すること自体を習慣化する必要があり、面倒です。
面倒なものはみんなやらないので、結果的に記録はなされず、睡眠の見える化はおざなりにされます。
見える化できていないものは改善しずらいので、睡眠の習慣改善もおざなりに…という流れになってしまいます。
■自動で睡眠を記録してくれるのが健康トラッカー
健康トラッカーは、睡眠に入った時間や起きた時間を、自動で取得してくれます。
さらに、Fitbitなど一部の健康トラッカーは睡眠の質まで記録してくれます。
例えば、7時間30分の睡眠時間を確保していても、その内45分間は覚醒している、結果的に睡眠は6時間45分だった。
というようなことを健康トラッカーはスマホアプリで教えてくれます。
■記録をどう使うか
睡眠が見える化することを通じて、私が睡眠をどう改善したかをお伝えします。
それは、自覚症状と記録を照らし合わせる、ということです。
朝起きて眠い日、すっきりしている日、など、自覚症状が少なからずあると思います。
毎朝、自覚症状で感じる状態と記録の内容を照らし合わせました。
主に確認したのは下記の3つです。
①時間
②寝る直前の行動
③寝る時の条件
一つずつ説明します。
①時間
睡眠時間の振り返りです。
具体的には、下記のようなことを確認します。
・何時に寝たか
・実質睡眠は何時間だったか
すっきり起きられた日、そうでなかった日、それぞれ何時に寝たのか。実質睡眠は何時間だったか。
健康トラッカーは、自動的に睡眠時間を記録してくれるので、簡単に確認できます。
また、一週間分の睡眠時間と自覚症状をまとめて確認することで、「6時間睡眠が3日連続で続くと、日中眠くなる」などの傾向が分かります。
なお、Fitbitでは下記のように表示されます。
睡眠の質が良いとき(目覚めた状態 が少ない)
睡眠の質が悪いとき(目覚めた状態 が多い)
この振り返りで、自覚症状として眠気がない状態になるには何時間の睡眠が自分に必要なのかが見えてきます。
②寝る直前の行動
・寝る直前に何をしていたか
寝る直前の行動は、睡眠に影響します。
特に、心理状態に影響します。
直前まで仕事をしていれば、いろいろ考えてしまって眠れない仕事こともあるでしょう。
直前にゲームをしていれば、興奮して寝付けないでしょう。
基本は寝る前には心を落ち着かせることです。
良い睡眠だった日の心理状態は、再現できるように検討。
悪い睡眠だった日の心理状態は、そうならないように対策。
私の場合は、書くことをした後、寝る直前に少し瞑想をすると、睡眠の質が上がることが分かりました。
③寝る時の条件
・どんな要素の中で寝たか
エアコンの温度。
睡眠導入剤を飲んだかどうか。
カーテンをどの程度、開けて寝たか。
などなど、寝る環境の条件を確認します。
自覚症状としてすっきり起きられた日の睡眠パターンを①で確認し、その睡眠パターンが出るように②と③を変えて試し、理想の睡眠パターンが狙って出せるようにしていくのでふ。
狙って出せるようになれば、あとはそのパターンをできるだけ毎日できるように習慣を形成するのみです。
私はその結果、質の良い8時間の睡眠を得ることができています。
今では私の妻も健康トラッカーを使っています。
妻はitDEALというメーカーのものが安いので買いましたが、品質は悪くありません。
が、Fitbitのほうがアプリの質や睡眠計測の質ははるかに良いです。
まぁ、値段は4倍しますが…。
あくまでも今回は、睡眠の質や適正量を観察するためのノウハウをお伝えしました。
実際は、その前にある程度睡眠のリズムを一定にする必要があります。
リズムを一定にすることも、健康トラッカーによる記録を参考に取り組むことができます。
まず、安いものでもよいので購入して試してみると発見があるかと思います。
今の世の中、様々な便利なツールが出ています。
特に記録については、ツールをうまく使って、成果を出すための習慣を身に付けたいものです。
★終わり★