凡人が成果を出すための習慣

残業ゼロで成果を出すには、どうしましょうか?

勉強、英語、ブログ、運動。定着したい習慣を身に付けるための3つの要素

みなさんこんにちは。

爽一郎です。

みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。

 

習慣は毎日の時間を継続して未来に投資する行為です。

勉強、読書、運動、早寝早起きによる生活リズム。

全て、未来の自分をよりよくするための活動です。

 

良い習慣をつけたい。そんな思いはだれしもあるでしょう。

しかし、習慣は定着するまでは困難がつきまといます。

三日坊主という聞きなれすぎた言葉があるぐらいです。なかなか続かないものです。

そんな、習慣化を継続する基本的な原則について、今日はお伝えします。

 

■習慣化を形作る3つの要素

習慣化について、たくさんの本が出ています。

その中でも、チャールズ・デュヒッグ著の『習慣の力』という本は、脳科学の観点からの習慣に対する研究結果が書かれており、全米でベストセラーとなりました。

習慣化の分野においては一つのバイブルのように扱われています。

 

チャールズ・デュヒッグは習慣を生む方法として、下記のように述べています。

脳の中で起こっているこのプロセスは、3段階のループだ。第1段階は「きっかけ」で、これは脳に無意識で行うモードに切り替え、どの習慣を使うかを伝える「引き金」である。次が「ルーチン(きっかけに反応して起こる慣例的な行動や思考)」で、これは身体的なものだったり、脳や感情に関わるものだったりする。そして最後が「報酬」で、これはある具体的なループを、将来のために記憶に残すかどうか、脳が判断する役に立つ。

時間がたつにつれ、この「きっかけ→ルーチン→報酬」というループは、どんどん無意識に起こるようになる。きっかけと報酬が相互につながると、強力な期待や欲求が生まれる。やがて、そこに一つの習慣が生まれる

 

 

 要するに、習慣を定着するには下記の3つが必要ということです。

①きっかけ

 習慣とする行動を引き起こす引き金

②ルーチン

 きっかけで引き起こされる一連の行動

③報酬

 一連の行動で得られるメリット

 

私の習慣定着コーチとしての経験でも、この3つは習慣を形成する上でとても重要だと思っています。

デュヒッグの提唱した内容に、私の経験によるノウハウを加えたものを一つずつ説明しましょう。

 

①きかっけ

毎日決まった行動をするには、目印となるようなきっかけを決めておくほうが始めやすいし、忘れません。

パソコンが目に入ったらブログを書く。

21時のアラームが鳴ったら読書をする。

部屋に入ったら勉強をする。

XXをしたら〇〇をする。このXXがきかっけであり、〇〇が習慣にしたい行動です。

 

きっかけはエネルギーが全くいらない、自然に得られるものがよいです。

アラームだったり、部屋に入る、という行為だったり。

きっかけ自体にハードルがあると、そもそもそれをやろうと思えませんからね。

 

②ルーチン

きっかけをもとに行動する、一連の行動です。習慣としたい行動そのものと言えます。

習慣を始めた手の際は、このルーチンは徹底的にハードルを下げるのが良いです。

めんどくさい、と思わないレベルというべきでしょうか。

 

読書なら、いきなり1時間読むのは大変かもしれません。5ページとか、10分とか、めんどくさいな、と思わないレベルにするのです。

本の内容を容易にする、というのもよいでしょう。

ブログなら、いきなり毎日一つの記事を書く、というのは難しいかもしれません。

まずPCを開き、メモ帳を開き、一行書く。それなら面倒と思わずにできるかもしれません。

 

脳みそが面倒と感じると、①のきっかけを得ても何かと理由をつけてやらなくなってしまいます。

ルーチンは、ハードルを下げて取り組みましょう。

 

③報酬

このルーチンを続けたい!と脳みそに思わせること。それが報酬です。

行動で最も充実感を得られるもの、それは成長の実感かもしれません。

が、基本的には毎日の習慣で、毎度毎度成長を実感することは難しいでしょう。

 

そのため、習慣の報酬とは下記のようなものを意識すると良いです。

・この毎日が将来的に役立つというイメージ

・自分の伸びしろ(まだまだ成長できる、という実感)

・習慣を続けているという自己肯定感

 

これらを意識するだけで、簡単な習慣は身に付けることができます。

 


★終わり★