凡人が成果を出すための習慣

残業ゼロで成果を出すには、どうしましょうか?

ついついやっちゃうあの行動。無意識を妨害してやれば、やめられる

みなさんこんにちは。


みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。

 

ついついやってしまう行動ってありませんか?

例えば、ネットサーフィン。Youtube。テレビ。漫画。

目的があってやっていればよいのですが、ただただ何となくやってしまう。

結果として、時間を浪費してしまう。

そんな行動をやめたい、と考えている方もいらっしゃるでしょう。

今回は、ついついの行動をやめるということについてのお話しです。

 

■ネットサーフィンをやめた話

私はスマホをよく見ます。今の時代、みんなよく見ますよね。

本もスマホで読むし、メモもスマホに書き込みますし、SNSスマホで見ます。

しょっちゅうスマホ

本も、メモも、スマホも、目的がある行動なのでよいのです。

ですが、ついついやってしまい、時間を使いすぎている行動として、ネットサーフィンをしていることに気が付きました。

本を読んだついでに、SNSを見たついでに、なんとなくネットサーフィンをしてしまう。

私は、このついついのネットサーフィンをやめようと決意しました。

 

結局、簡単な方法でやめることができました。

基本的に、スマホのブラウザは前回開いていたものがそのまま表示されますよね。

次も見るかも、とかよく見るサイトだから閉じずにおこう、とかしていて、常に10ほどのサイトがブラウザに表示されている状態でした。

これがいけないと気が付いたのです。

ブラウザを立ち上げると、前回開いていた情報が自動的に目に入って来る。そして、ぽちぽちと連鎖的に情報を見てしまうのでした。

対策として、その開いたサイトたちを毎回、全て閉じることに。

私がとった対策は、スマホのブラウザを常に真っ白にした、というだけです。

 

ですが、開いたブラウザが真っ白だと、「あのサイト開くのめんどくさ」となって、ネットサーフィンの時間は劇的に減りました。

 

■無意識の行動を意識した瞬間

私の例では、そんな重度に依存していなかったのですぐにやめられたというのはあります。

全ての人に効果があるものではないかもしれません。

とは言え、私がここで伝えたいのは、具体的なメソッドではありません。

 

ネットサーフィン対策をしていて気がついたことがあります。

それは、自分が無意識にブラウザを上げていたということです。

本当に、自然に、何も考えずにふとした暇なタイミングでブラウザのアイコンをタッチしていたのです。

立ち上がったブラウザは真っ白なので、そこで無意識にブラウザを上げていることに気がつけました。

少なくとも、初めてブラウザを真っ白にした日には、5回ほど無意識にブラウザを上げている自分がいました。

もし、前回開いていたサイトがブラウザ上で開かれれば、その無意識のまま、ネットサーフィンに入っていたでしょう。

意識的に面倒くさいこと、操作が必要な状態を迫られると、無意識から意識に切り替わります。

その結果、私はネットサーフィンから遠ざかることができました。

それを感じたできごとだったのです。

 

この経験から私が伝えたいのは「無意識の行動を妨げる」ということが「ついつい行動」の防止に役立つ、ということです。

 

■悪いアンカリングを断つことがやめることにつながる

世界No.1コーチと言われている、大統領やトップアスリート、数々の起業家をコーチングしてきたアンソニー・ロビンズ氏。

彼は、著書『世界No.カリスマコーチが教える 一瞬で自分を変える法』でこう述べています。

 

『言い換えると、特定のきっかけによって、いつでも決まった反応が起こるようなアンカリング(条件づけ)をしておけば、いつでも確実に能力を発揮できるのだ。

パブロフの犬」がそのいい例だ。餌を前にしてよだれを垂らす犬に繰り返しベルの音を聞かせると、ベルの音を聞いただけで、犬はよだれを垂らすようになる。

 人間もしかり。人間の行動の大半は、無意識のうちにプログラムされた反応である。

 たとえばストレスを感じると、煙草や酒、麻薬に手を出す人がいるが、それはよく考えた上での行動ではない。』

 

つまり、特定の行動や物事にアンカリング(条件づけ)された行動は、無意識にやってしまう、ということです。

私の場合は、「スマホを操作する」ということに「ブラウザを立ち上げる」ことがアンカリングされていたようです。

そしてさらに、「ブラウザを立ち上げる」ことに「ネットサーフィン」がアンカリングされていたのでしょう。

ブラウザを真っ白にすることで、意識的にサイトを探す必要が出てきました。

それがいつもとは違う行動となり、「ブラウザを立ち上げる」と「ネットサーフィン」のアンカリングを断つことができた。

それが、私がネットサーフィンをやめることができた理由だったのです。

 

やめたい「ついつい行動」については、無意識の行動を無意識ではなくすることが有効なのです。

いつもと違う行動を余儀なくする。そんな状態にすれば、無意識にやってしまう「ついつい行動」はやめることができます。

例えば、テレビをついつい見てしまう。リモコンの位置を面倒な位置に置くと、無意識にテレビをつけることはやめられるでしょう。

 

いやぁ、パブロフの犬的に何かをしてしまうなんて、恐ろしいですね。

無意識を中断させる、そんなことを考えてみると、悪しき習慣を断つことができるかもしれません。

 

 

★終わり★