みなさんこんにちは。
爽一郎です。
本は良いものです。
私もよく本を好きで読んでいます。
本を読むメリットは、たくさんあります。
私が思う、そのメリットの一つを書くとともに、読書を習慣化するには?と言う点を今日はお話します。
端的に言うと、「You、本を擬人化しちゃいなよ」ということです。
■本はチャレンジの勇気をくれる
何か新しいことをやる時、やり方がわからずにつまずく人は多いです。
やる気はある。だけど、やり方が分からない。
私のチームメンバーにも、できることはどんどん独力で進められる一方で、やり方がわからないものについては、手が止まってしまう人もいます。
やり方がわからない、ということは、言い換えると経験が無いということです。
経験が無いことは、いわゆるチャレンジに近いですね。
簡単にやり方の想像ができるものはその限りではないでしょうが、やり方がわからずに止まる仕事というのは、経験も通じず、想像もできない仕事ということでしょう。
また、自分のやりたいことが見つからない、という悩みを持つ方も多いです。
原因の多くは、見つけ方が分からないことです。
見つけ方を探せばよいのですが、その見つけ方も分からない。
そうして、「まぁ、いいや」となって諦めてゆく。
だから、我々はその想像が少しでもできるように、人にアドバイスを求めたり社内教育を受けたりするわけです。
が、人のアドバイスも教育も、あくまでも我々の悩みに直接答えてくれるものではありません。
アドバイスはあくまでもその人の主観の情報ですし、教育も汎用性を高くした情報を提供されるのであって、個人の悩みにダイレクトに効くかと言えば、ヒット率は低いのでは。
それこそ、個別コンサルティング的に何が悩みかを的確に掘り出し、そこに対しての最適な対策を提供されるならば、完璧です。
ですが、それは高望みというものです。
まさに、個別に相談に乗ってくれる英会話マンツーマンレッスン的なものです。
それは、何十万もする代物です。
だから、手頃な先生を探して自分を教育するのです。
その先生が、本なのです。
本も汎用的な情報が多いのですが、大量のものから自分で選べる、そしていつでも情報を得られるという点が良いのです。
本はやり方を教えてくれるツールであり、読書は未経験のチャレンジを後押ししてくれる行為なのです。
■メンターという人間の代わりに、本はどうですか?
Tedで有名なプレゼンテーションがあります。
映画プロデューサーのタイ・ロペス氏のプレゼンテーションで、日本語のタイトルとしては、下記です。
『なぜ私は私は一日に一冊本を読むのか?そして、あなたもそうしたほうが良いのはなぜか?』
内容は、成功者の共通点を伝えるとした上で、
・メンター人生の目標達成をショートカットしてくれる
・メンターはすぐに出会うことは難しいので、代わりに本を読むと良い
ということが趣旨です。
メンターというのは、いわゆる信頼し、頼れる相談相手のようなものですね。
メンターは自分を精神的にもスキル的にも引き上げてくれる人です。
が、タイ・ロペス氏の言う通り、なかなか出会うのは難しいものです。
コストをかければ見つかるかもしれないが、英語のマンツーマンレッスン同様、安価ではありません。
だから、本なのです。
人間、やる気があってやり方がわかっていれば、チャレンジはできるものです。
ですが、やる気なんてものは非常に脆い。だからこそ、やる気があるという状態は稀有です。
そんな状況において、「やり方がわからないから」というだけで、何かができないのは、非常に、もったいないと私は思います。
本はやり方を教えてくれる手軽な教育者であり、メンターです。
とは言え、本は人間ではありません。
と言うわけで、いっそのこと、擬人化してしまいましょう。
自己啓発本が「汝に力を授けよう」と神のごとく能力を授けてくれる。
ビジネス本が「協力いたしましょう。こんなのはどうですか?」と美人秘書風に情報を教えてくれる。
ライトノベルが「ご主人様、癒しの時間をお届けします☆」と難しく考えなくて良い時間をくれる。
英語の参考書が「オー、ソウイチロウ、キョウモベリーグッドデース!」と親指を突き立ててくれる。
艦これ、こと『艦隊これくしょん』は、戦艦という無骨な物体を美少女に擬人化し、まさかの組み合わせに愛着を持たせることで大ヒットしました。
本も、愛着が持てるように擬人化しちゃいましょう。
本にほおずりしたくなるかも。いや、ほおずりせずに読みましょうか。
★終わり★