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イチローのストイックさとは、生活を改善し最適化し続けること

みなさんこんにちは。

爽一郎です。

みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。

 

生き生きしている人は、目標やビジョンと言った、目指す方向が明確です。

そして、そのビジョンへ向かって進み続けます。

そんな人になりたいものです。ですが、具体的にはどうしたらそんな風になれるのでしょうか?

そのヒントが「ストイック」という言葉の分析によって見えてきます。

 

イチローのストイックさ

ストイックと言えば、イチロー

イチロー選手は現役時代、ストイックな生活をしていると良く言われていましたね。

試合の前は同じものしか食べないとか、平常心を維持するために生活のリズムを徹底して毎日同じにしているとか。

習慣化の鬼です。

 

ただ、イチローへのインタビューを行った石田雄太氏によると、イチロー本人はストイックな活動はしていないと述べているようです。

下記ブログ内で記載されています。

http://yakyuujoutatsu.com/yakyuu-episodes/icihiro-routine1.html

 
『彼のルーティンというのは基本的に、いかにして”ノーストレスな状態”を作り出すかということのために行われています。
強いストレスがかかる野球に集中するため、それ以外の生活ではストレスをなくしたいという考え方ですね。
ストイックなイメージを持たれがちですが、実際には逆です。食べたくないけど身体にいいものを食べるということなどはしません。』
 

つまり、本人曰く、ストイックな生活ではなく、実際は試合前にストレスを感じない生活を徹底しているということなのです。

確かに、そう聞くと、生活の一つひとつの行動自体にストイックさはないかもしれません。

でも、それでもみんなストイックさを感じてしまう何かがありますよね。

少なくとも、私はストイックと感じてしまいます。

 

 

■ストイックとは何なのか

ストイックに感じるもの。それが何であるか。

借金玉というペンネームの方が書いた『発達障害の僕が「食える人」に変わった すごい仕事術』という本を見て分かりました。

その本の冒頭部分の引用です。

 
『うつでもコミュ障でも必ず成果は出る!発達障害だから書けた「弱者の戦略」
 
自分は「大人の発達障害」なのでは、と悩む人が多いなか、その解決策を具体的に示した本は少ないのが現状です。
本書には、発達障害当事者である著者が、試行錯誤と度重なる失敗の末に身につけた「本当に役立つ」ライフハックだけを詰め込みました。
発達障害の人はもちろん、グレーゾーンの人、仕事や人間関係がうまくいかない人にも役立つ1冊です。』
 

 

この中には、発達障害である著者にとって、

発達障害でも普通に仕事をするためにカバン活用法

・朝起きる方法

・精神安定の薬や睡眠薬の自分なりのベストな服用方法

などがライフハックとして記載されています。

 

この本を見て、私は著者の生活にイチローで感じていたものと同じストイックさを感じました。

 

二人に共通していることは、目的達成たのめに生活を最適化させていることです。

 

イチロー選手は"安定したパフォーマンスをだすノーストレス状態”を作り出すために、試合前に同じような生活をします。

金玉さんは”発達障害でも普通に仕事ができるようになる”ためのライフハックを行います。

これらは、自分の生活に対して「試す・振り返る・是正する」という改善、いわゆるPDCAサイクルを回して、最適化を繰り返した結果なのです。

私が感じていたストイックさは、この人は目標達成のために生活のPDCAを回しているんだろうな、と思えることだったのです。

 

■小さな試行を繰り返す

自分の生活を変えるというのは、難しいものです。

みなさんも経験があると思います。

例えば、”ダイエットする”という目的のために”運動する”とか”おやつを食べない”とか、ダイエット用の生活に習慣を替えようとする人は大勢います。

ですが、多くの人は変えられずに元に戻ってしまう。

 

ですが、イチローや借金玉さんは、自分の目的にあった生活に最適化し、実践し続けているのです。

きっと自分に合わない方法もあったでしょう。失敗してしまったライフハックもあったでしょう。

それでも、PDCAサイクルで、より自分が続けられる習慣に変化させて、”持続可能な、目的に最適化された生活”を探求しているのです。

 

繰り返しますが、その姿勢こそがストイックさなのだと私は思うのです。

 

そして、「ストイックだと感じる」ということは、自分にはなかなか真似できないなぁ、と思っているがゆえに出る感情です。

 

私も、自分の生活の最適化は行ってきました。

読書や執筆を継続できるように工夫を凝らす。ネットサーフィンやYouTubeを見る時間を減らす。朝方の生活にする。

もちろん、簡単には定着できなかったし、今でもたまにできない日はあります。

ですが、試して、振り返り、是正して、また試す。その繰り返して習慣化の定着はどんどん進みます。

 

小さな改善、小さな試行から始めれば、我々は案外簡単にストイックになれてしまうものなのかもしれません。

 


 

★終わり★