凡人が成果を出すための習慣

残業ゼロで成果を出すには、どうしましょうか?

ディズニーランドで知った、休むことの神髄。そして休むことが不安な人への処方箋

みなさんこんにちは。

爽一郎です。

 

考えるということは、脳のエネルギーを消費します。

端的に言うと、しんどい活動です。

脳のを休める、心理的休養には「考えない」ということが重要です。

が、考えないことが時間の浪費に思えて休めない…そんな人もいるかもしれません。

そんなときの処方箋について、今日は記事を書きました。

 

■ディズニーランドがノーストレスな理由

先日、家族でディズニーランドとディズニーシーに行ってきました。

夢と魔法の国。ストレス一切ないですね。

そこで下記のことを感じました、。

「ディズニーリゾートのスタッフ(キャストと呼ぶらしい)は客に一切、面倒なことを考えさせない接し方をすることで、客の感じるストレスを排除している」

 

例えば、パーク内のレストラン。

メニューは数点のみで、悩むほど種類はありません。

レストランの注文も非常に効率化されています。

流れに沿って言われるがまま並び、キャストの質問に2、3答えるだけで注文が終わります。

普通のレストランのように、何を食べようかそこまで頭を使うこともなく、注文のためにスタッフを呼び止める必要もありません。

これは、大量の人を短時間で捌くために効率化した結果なのかもしれませんが、客にあれこれ考えさせないようにしている面もあるように思います。

 

また、アトラクションでも何か要望があれば笑って受けてくれます。

私は子供とアラジンの魔法の絨毯という乗り物に乗りました。

そのアトラクションは一つの魔法の絨毯の形をした乗り物に、前列と後列で乗り込みます。

我々は後ろの席をあてがわれたのですが、子供が「前に座りたい」とごねました。

すぐさま、キャストが「では、こちらへ!」と笑って案内してくれたのです。

迷惑かかるかな…こんな要望言っていいのかな…。そんな気すら起こさせない対応でした。

面倒な意思決定は、ほとんどしなくてもよい、夢の魔法の国なのです。

 

結果的に、どのアトラクションに乗ろうかな?という楽しいことしか考えなくてよく、ノーストレスで過ごすことができました。

(子供のわがままに付き合うという点はストレスですが、ディズニーリゾートの責任ではないので。)

 

考えない、ということはストレスから解放されます。

だからこそ、ディズニーランドではみな、心から楽しめるのです。

 

■休めない人が、世の中にはいる

脳を完全に休めるためには「考えない」という休養時間が必要です。

瞑想やらぼーっとすることやら、時には「今日は難しいことは考えない!」なんて決めて何もしないという日を過ごすことが、ストレスと向き合うには必要なのです。

が、「何もしないことが不安になる」とか「自分が許せなくなる」という人がいます。

常に目標やすべきことに目が向いている人ほどその傾向があります。

簡単に言えば、頑張っている人、ですね。

とても素晴らしい人たちです。が、そうやって、自分をどんどん追い込んでしまい、へとへとになってしまう人を、私は見かけます。

 

休むことが不安。

目標が近づかない、または何もしないことで遠ざかることが心配。

気持ちは分かります。

 

が、休養を無視した生き方は、長続きしません。続いたとしても、パフォーマンスは下がり、成果は出ません。

 

■休めない人への処方箋

そんな人は、どうすれば休むことができるのか。

私が経験として言える案が二つあります。

 

①休むことが目標達成に必要なことと認識する

メンタリストという肩書で有名なDaigoさんの弟さんをご存知ですか?

大人気の謎解きブーム仕掛け人であり、東大生の松丸亮吾さんという方です。

最近テレビでよく見かけます。

彼がテレビに出演した際に語っていたのですが、彼は謎解きを四六時中考えているらしいです。

が、やはりとても疲れる。

時に、「今日は何も考えない日!」と決めて、完全に頭を使わない時間を過ごすそうです。

そして、それによって次の日からまた生産性の高い頭の使い方ができる、そう信じて休みをとるのです。

「休むことも仕事の内」なんて言葉も聞いたことがありますが、まさに次の成果のために休む、ということですね。

 

卓球で有名な福原愛さんも同じようなことを言っていました。

卓球をする。そして、卓球をするために休む。

現役時代、休むことは卓球のためだったとのことです。

 

個人的に、休みは何でも好きに休めばいいとは思います。

「~のために休む!」なんてマインドは、普通に休める人には不要だとは思います。

が、「不安で休めない」というマインドの方は、その不安要素を排除して目標実現するために休む、と考えてみるとよいかもしれません。

 

②考えなくても成果につながることをする

もう一つ、休めないマインドの人に対する処方箋は、考えなくてもできるが成果が上がることをする、ということです。

 

何を言っているのかと。

ここで私が言う「考えなくてもできる成果が上がること」は「習慣」のことです。

完全に習慣化された行動は、面倒な思考を要しません。

難しい意思決定や、考えを必要とせずにできることが、完全に習慣化されている行動なのです。

 

運動や読書、そして過剰に負荷のかからない勉強。それらを習慣化できているとすれば、無理なく毎日できることになっているはずです。

それは、継続できるけれどもストレスがたまるものではない。

考えない一日を作ることが不安だとしても、ストレスなく継続できる勉強や読書など、自分が目標に向かうための習慣がその日の行動に入っていれば、それが成果につながると考えられるでしょう?

休めないマインドの人ほど、成果を出すための習慣を身に付けることが重要なのです。

 

脳への過剰な負荷は、様々な病の原因となります。

私はいろいろな人に言います。

「休みましょう」と。

が、休めない人には、休めない人なりの休み方があります。

そんな方への参考になればと思います。

 


★終わり★