みなさんこんにちは。
爽一郎です。
振り返りって大事です。
今の自分を良くするには、自分の行動の何が悪かったのか、今の自分に何が足りないのかを理解する必要があります。
改善には、振り返りですね。
ですが、その振り返りというもの。必要と分かっていても、なかなかできないものです。
そんな振り返りには、書く習慣が非常に役に立ちます。
■振り返り難しさ
私はルービックキューブを日常的に触っています。
ルービックキューブをしている間はそれだけに集中できるので、あれこれ考えすぎな私を落ち着かせてくれます。
雑念がなくなるので、一種の瞑想のような効果ですね。そんなこんなで、毎日ルービックキューブをやっています。おすすめです、ルービックキューブ。
と、私がルービックキューブをやっている理由はさておき。
ルービックキューブはパズルの一種ですが、実際は解き方を暗記する覚えゲーです。
右上のブロックと下のブロックを入れ替える回し方、みたいな様々な回し方を覚えて、解いていきます。
解き方を暗記した後は、いかに早く全面の色をそろえるか、ということに傾注していました。
今の私は、もう速さに興味はなくただただ精神的な集中のためにやっているだけです。
が、始めた当初は、ルービックキューブを解くたびに、何が悪かったか、もっと早くするにはどうすればよいか、を考えていました。
この指の動かし方でつまずいたから、ちょっとキューブをこう持ち替えてみるか、とか。
それは、とても速い改善のサイクル、PDCAサイクルだったように思います。
ルービックキューブのほかにも、スーパーマリオでもクリボーが思わぬところから出てきてやられれば、次はそれを見越してクリボーを踏みつけるようになるでしょう。
部活でも、テニスやらサッカーやら、1ゲーム終えるたびに振り返り、何が悪かったのか、何が良かったのかを考えるでしょう。
みな、少なからず振り返りは自然に行って生きているのです。
ですが、日常的に振り返り、PDCAを回せないのはなぜなのでしょうか。
そこには、2つの理由があるように思えます。
①「区切り」が分からない
②振り返る対象が明確でない
一つずつ説明していきます。
①「区切り」が分からない
1つは、「区切り」が分からない、ということです。
ルービックキューブは1回解き終われば、そこで振り返りの区切りがあります。
テニスなりサッカーなら、練習でのゲーム、本番の試合など、振り返りを入れるポイントとなる区切りが分かりやすいです。
仕事においても、プロジェクトなどの枠組みがあれば、それが区切りとなって振り返りができます。
が、日常的な活動は、どう区切ればよいのでしょうか?
毎日誰かと会議をし、メールをし、プレゼンテーションをし、業務を行う。
一つのメールや一つの会議を区切りとするには、細かすぎて振り返るのが大変です。
どこで、どんな区切りで振り返りをするべきか、日常の活動においては分かりづらい。
それが、振り返りがおろそかになる原因だおと、私は考えています。
②振り返る対象が明確でない
振り返りが難しいもう一つの理由は、何に対して振り返るべきかが明確でない、ということです。
これまた、ルービックキューブはルービックキューブというパズルを解くことの振り返りです。
プロジェクトはプロジェクトの振り返りです。
が、自分が成長するための振り返りって…?
漠然としていますよね。
毎日、何かを振り返るには、振り返る対象が明確でないとやり方が分からないのです。
■毎日書くことが、振り返りの場となる
そんな、少々難のある自分に対する振り返り。
それを実践しやすくする方法が「書く習慣」です。
①「区切り」が分からない に対してですが、毎日出来事を書き出して振り返れば、「区切り」は「その一日」とすることができます。
自分で区切りを明示的に作ることができるのです。
②振り返る対象が明確でない に対してですが、書くことによって何を振り返ればよいかが、嫌でも文字になって明確になります。
例を出しましょう。
毎日、振り返りとして下記のことを書くとします。
・今日、良かったことは何か?
・今日、悪かったことは何か?
・それらで得られたことは何か?
・今後、得られたことを生かしてどう行動するか?
これで言えば、今日あった良かったことや悪かったことが振り返り対象になります。
質問形式で、自分に問いかけることで振り返ることが明確になります。
書くことを習慣化することで、自分を顧みる時間が増えます。自分の振り返りです。
上記の質問例は、汎用的に使えるものなので、一度使っていただくのもよいかと思います。
とは言え、書く習慣は人それぞれに合ったスタイルがあります。
自分で試しながら合う方法を探す、もしくは私までご相談ください。
★終わり★