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むちゃぶりをこの世からなくす方法

みなさんこんにちは。

爽一郎です。

あなたの人生に役立つ情報をお届けします。

 

むちゃぶり、受けてます?

むちゃぶりって辛いですね。

そんなむちゃぶりをなくす方法はないでしょうか。

今日はそんなお話です。

 

■むちゃぶりをする人間はいなくならない

そもそも、むちゃぶりとは何でしょうか?

私は、下記の一部、または全ての要素を持つ業務を任される事、だと考えています。

 ①ゴールが明確でない

 ②実現性確認ができていない

 ③計画化ができていない

 

「①ゴールが明確でない」はそのまま、ゴールがよくわからない業務です。

上司の思いつきで、「とにかくこのツールを使ってみろ」みたいなものがこれに当たります。

行動が目的になっていて、何のためにそれをするのかがよくわかっていない業務ですね。

 

「②実現性確認ができていない」は実現できるかが不明確な業務です。

え?そんなのできるんですか?という印象を抱く業務。

無謀な要件が羅列されたプロジェクトなんかは、これに当たります。

指示として実現性確認からお願いされることもよくあるでしょう。

 

「③計画化ができていない」は②に似ていますが、計画になっていない業務です。

え?これってどう進めるの?体制は?工数は?え?え!?

というやつですね。

 

受け取る側からすると、むちゃぶりだなぁ、という印象を受けてしまうのは、こういう要素を持つ業務ではないでしょうか。

 

ようするに、進め方がわからず、考えるのが途方もなく不安に感じるもの、と言い換えることもできるでしょう。

そんなことを頼むなよ、と依頼側に言いたくもなります。

 

ですが、往々にして依頼側は依頼される側より、業務に詳しくないのです。

実現性確認ができないし、計画も立てられない。

より詳しい部下なりメンバーに、むちゃぶりという形で委託するのは仕方がないことなのです。

よって、むちゃぶりが依頼されること自体は、なくなりません。

 

■整理すれば、むちゃぶりではなくなる

では、どうすればむちゃぶりは無くすことができるのでしょう?

 

それは、整理。

 

むちゃぶりはこなすのではなく、整理するのです。

 

整理を具体化しましょう。

簡単に言えば、先に述べた①〜③を明確にすれば、むちゃぶりではなくなります。

  

「①ゴールが明確でない」を明確化するには、委託者に「この業務の目的は何ですか?」と聞きましょう。

 

「②実現性確認ができていない」を明確化するには、実現可能かを調査しましょう。実現できなければ、それは本当のむちゃぶりであり、できない理由を委託者に伝えて無くすことができます。

なお、①ができていないと何を実現すればよいのかわからないので、①が明確なことが前提です。

 

「③計画化ができていない」を明確化するには、タスク化しましょう。なお、実現できないことをタスク化しても破綻するので、②が明確なことが前提です。

 

 ■実はむちゃぶりは自分が作り出している

①~③の整理を端的に文章にすると、ゴールを明確にして、実現可能か確認し、タスク化する、ということになります。

当たり前のことじゃん!と思いますよね。

その通り、実直にゴール明確化、実現性確認、タスク化をしていれば、むちゃぶりの仕事なんてなくなります。

 

でも、そんな正論言われても…やっぱ、むちゃぶりってあるやん?

そう感じてしまうのではないでしょうか?

 

その原因は、自分のスキルと、業務に必要そうなスキルの乖離を感じるからです。

つまり、その仕事が自分のスキルではできない、と自分で認識したときに、むちゃぶり感を得てしまうのです。

 

これを解決するには、②と③の対策時、つまり実現性確認と計画化に、自分のスキルの要素を入れることです。

もう少し具体的に言うと、下記の視点を入れることです。

・自分の今のスキルで実現できるか?

・それを埋める計画が作れるか?

 

実現にはXXのスキルが必要であり、そのためには計画として○○の研修が必要、とか。

計画化するうえではXXがわからないので、教えてほしい、とか。

XXの視点がないとタスク化できないので、○○な人を業務委託で参加させたい、とか。

 

自分のスキル、リソースでゴール達成のために実現可能な計画になっていれば、もはやむちゃぶりとは言わないでしょう。

むちゃぶりを整理し、むちゃなのかできるものなのかを振ってきた相手に説明できるようにする力があれば、むちゃぶりという概念自体なくなる。そう思うのです。

 

 

★終わり★