凡人が成果を出すための習慣

残業ゼロで成果を出すには、どうしましょうか?

人狼系ゲームって、コミュニケーション能力高まるってばよ

こんにちは、爽一郎です。

 

私はアナログゲームが好きで、よく同僚、友達、親類と遊んでいます。

アナログゲームというと、人生ゲームのようなボードゲーム、トランプやUNOといったカードゲーム等の、いわゆる電源がいらないゲーム達ですね。

人生ゲームやUNOなんかは有名なものですが、そんなゲームが数多販売されております。

最近はそんなアナログゲームが流行っており、専門店も増えてますしヨドバシカメラに専用のコーナーが設けられたりしております。

 

アナログゲームはとても面白いのです。

ゲームとして面白いというのもあります。

 

が、今日は自己啓発的な視点から見ても面白いということをお伝えしたいのです。

(とは言え、私は自己啓発としてゲームをプレイしているわけではなく、結果的にスキルアップになってたりするかも、という内容です)

 

アナログゲームがビジネス研修に進出中

アナログゲームを研修に使う企業が現れ始めています。

 

prtimes.jp

www.projectdesign.co.jp

 

ビジネスにおけるスキルを学ぶためにアナログゲームというツールを用いているのです。

アナログゲームは良いもの。

私もスキルアップにつながるなぁ、と思ったゲームがあります。

 

先日、そんな、手軽で面白いゲームを教えてもらいました。

 

『ワードウルフ』と言います。

 

play.google.com

巷では人狼系ゲームと呼ばれていて、嘘をつき合うようなゲームです。
スマートフォンにインストールして遊べるのですが、スマホゲームではなくて人間同士で会話するゲームです。無料アプリです。

3人以上でできるゲームで、ルールは下記の通り。

・全員が一人ずつ、スマートフォンに表示されるあるお題を確認する

・その中で、実は一人だけ違うお題が表示されている人がいる

・数分、みんなで話し合って、最後に「別のお題を出されたであろう人」を投票して決める

・「別のお題を出されたであろう人」が投票で当たっていれば、それ以外の人が勝ち。そうでなければ「別のお題を出されたであろう人」が勝ち

 

ようは、誰が違うお題なのか分からない状況で、みんなで探り探り質問し合いながら、一人だけお題が違う人間を探すというもの。

例えば、5人でゲームをした場合には4人には「ブランコ」というお題で、1人だけ「すべり台」というお題が出されます。

ただ、みんな自分のお題しか見ていないので、「ブランコ」の人も、「ひょっとしたらブランコは私一人なのかも…?」と思いながらプレイするのです。

そうして、「それって毎日見ますか?」とか「公園にありますか?」なんて会話をしながら、一人だけお題の異なる人を探して投票で当てれば勝利。
もしくは一人だけお題が違うことがばれないようにして、投票で選ばれなければ勝利。
そんなゲームです。

 

とまぁ、駆け足の説明なので、良く分からない場合は下記を参考にしてください。

boku-boardgame.net

 

で、このゲームの何が良いかと言えば、まず面白い。

スマートフォンさえあれば手軽にできるので、場所を選ばない。

 

そして、自己啓発的観点で言うと、スキルアップすることができます。

具体的には、人を観察する、という能力です。

 

■人と人とのコミュニケーションがあるゲームってめっちゃ頭使う

このワードウルフというゲームをするうえで重要なのは、自分が仲間外れだった場合に嘘をつく能力です。

が、それ以上に重要なのは、仲間外れとなる人の嘘を見抜くことです。なにせ、確率的に自分が仲間外れではない可能性のほうが高いので、人の嘘を見破る役目を負うことの方が多くなります。

 

このゲームにおいて嘘を見抜くためにどうすればよいか?と言えば、人の反応をつぶさに観察することなのです。

 

具体的にお話ししましょう。

 

5人が参加していて、4人が「ブランコ」で1人が「すべり台」だったとしましょう。

「これって、公園にあるよね?」という問いには、全員がうんうん、とうなずくでしょう。

ですが、「これを極めるとどうなる?」なんて質問になったとき、「回転できそう」と答えた人がいたとしましょう。

おそらく、4人は「うんうん」かもしれません。が、「すべり台」の人は、おそらく反応が薄くなってしまいます。

 

社会的に協働して成果を出すには、コミュニケーションが必要です。

相手の望むものを把握する、というのは円滑なコミュニケーションに役立つと私は思います。

そのためには、人を観察し、どう思っているか察知する、という能力がいるのです。

 

ですが、この人を観察するというスキルですが、普段の生活で身に付けろ!となるとなかなか難しく感じます。

ビジネスの会議の場では、議題が複雑だったり、感情も複雑だったりします。

なにより、相手の気持ちを察知しても、コミュニケーションとうものが成就して成果になるまでにはしばしば時間がかかり、やらなくていいや、と言う気持ちに負けます。

 

そんな、ビジネスの場では研磨が難しいスキルが、楽しく鍛えられる。

それがワードウルフなのです。

何せ、何のために観察するべきなのか、何を観察して知るべきなのかが明確です。

結果も、ゲームの勝敗と言う形ですぐに成果がでます。

 

ビジネスは答えがなく、ルールも曖昧です。
そんな中でスキルを磨くというのは、何をどうすればいいの?となりがちです。

ですが、ゲームはルールがあって、特定の条件をクリアして勝つ、という明確な答えがあります。

その明確な勝利のために、何が必要か?そんなことをゲームは考えさせてくれます。

そして、人の心理が働くことが多いアナログゲームにおいては、ビジネスにおけるコミュニケーションスキルを磨くこともできます。

複雑なコミュニケーションというスキルを、シンプルなスキルに置き換えて考えることができるのです。

 

とにかく、スマホゲーはやりすぎちゃうのでしないと心に決めましたが、アナログゲームはめっちゃしたい。

ゲームというものは奥深い。

得るものもあるし、なんといって面白いですから。

 

 

★終わり★