みなさんこんにちは。
爽一郎です。
続けたくとも続けられない。
勉強、運動、読書、ブログなどなど…。
習慣化は習慣化されてしまえば続けることは簡単なのですが、定着するまでが大変です。
続けるために有効なこととして「小さな変化を加える」があります。
■習慣化は、変化と飽きとの戦い
人は変化を嫌います。
そのため、新しいことを始めるのは大変です。
習慣化も、定着することが大変なのはこのためです。
一方で、変化に耐えてある程度続けられるようになった時、もう一つの人の特徴が習慣化を妨害します。
「飽き」です。
歯磨き、朝に牛乳を飲む等、みなさんにも何の抵抗もなく実施できている習慣があると思います。
歯磨きレベルの完全な習慣化になれば、すでに変化でもないし、飽きもありません。エネルギーをかけずにできる状態です。
そのレベルに到達する前に、「飽き」との戦いがあります。
■チャレンジではなくなった時に「飽き」がやってくる
私たちは習慣化を、初めはチャレンジと受け取ります。
チャレンジ。挑戦。やる気がわく言葉ですよね。
そのため、始めは続けることができます。
ですが、2~3週間もたてば、それはもはやチャレンジではなくなってしまいます。
チャレンジではなくなってしまった変化。
そこに「飽き」という感覚が芽生えます。
「飽き」にどう対応すればよいでしょうか。
もともと、変化はチャレンジだったのです。
自分にチャレンジであるという新鮮さを戻せば良いのです。
それに有効なのは、「小さな変化を加える」なのです。
■小さな変化を加える
小さな変化は、下記の4つのどれかを変えてみることを意識すると良いです。
・When 時間
例:英語のリスニング学習を、会社へ向かう通勤時間から会社帰りの通勤時間に変えてみる
・Where 場所
例:家で行っているブログ執筆を、カフェでやってみる
・What 対象
例:読む本を、全く違うジャンルの本に変えてみる
・How やり方
例:ジムでの運動を、ランニングからプールでの水泳に変えてみる
全てを同時に行おうとすると、大きな変化になってしまい、エネルギーが必要になります。
変えるのは1つだけでよいのです。
1つだけ変えることで、新鮮さが戻り、私たちは「チャレンジ」という意識を継続できます。
そうしているうちに、「チャレンジ」を超えて、歯磨きレベルになるわけです。
私自身、ブログをはじめとした書く習慣は、場所と時間を変えて定着化させていきました。
家で、電車で、カフェで、会社終わりに、朝に、夜に、スマホで、PCで。いろいろと変えました。
■小さな変化により、ベストな方法が見つかる
さらに、「小さな変化を加える」ことのメリットがあります。
いろいろと変えて試すことで、自分にとってベストな続け方が分かるという点です。
私の場合は、結果的に家でPCで夜と朝に内容を分けて執筆することが最も続けやすく、成果が出やすいと分かりました。
そして、今でも変化をつけながらさらに良い方法を探しています。
やってみないと分からないことがあります。
一つのやり方に固執してしまうと、他にもっと自分に合ったやり方があったとしても、そこにたどり着くことなく非効率な方法を続けることになります。
PDCAを回す。改善する。そのためには、「小さな変化を加える」ことを続けて、もっとも続けやすい方法を探すことが重要なのです。
小さな変化なら、受け入れやすいでしょう。
小さな変化に常に目を向けてみると、続けたいことが続けられる。私はそう思います。
★終わり★