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モンスターストライクに学ぶ、仕事を楽しくする方法

みなさんこんにちは。


みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。

 

ゲームはお好きですか?私は好きです。

最近は子供が生まれてやる時間がめっきり減りましたが、昔からゲーマーです。

 

そんなゲーム。仕事も同じように楽しめないかなぁ。

 

『転職の思考法 という、10万部以上売れている本のなかで、ゲームは人間という動物が楽しむために作られたものだから、それを分析すれば面白さについてわかるということが記載されていました。

というわけで、私なりにゲームから仕事を面白くする要素について考えてみました。

 

スマホゲームは、目標設定が秀逸

私は過去、モンスターストライク、通称モンストというスマホゲームにはまっていました。

これがまた面白くて、勤務時間のトイレだとか、睡眠時間を削ってだとか、通勤時間のほぼすべてをささげたりして、どっぷり遊んでいました。

あの時間を返して欲しい…。

時間の無駄に思えて今ではきっぱりとやめましたが、なぜあれほどはまるほどにプレイしてしまったのでしょう。

 

そこには、考えぬかれた目標設定がありました。

 

■SMARTな目標設定

SMARTという目標設定のフレームワークがあります。

SMARTは目標設定のいける5つの要素の頭文字をとって作られた言葉です。

調べてみるとその5つの要素については何種類かの定義があるのですが、大まかには同じなので、代表例を一つ、次にあげます。

 

 Specific(明確な)

 Mesurlable(測定可能な)

 Available(実現可能な)

 Related(関連のある)

 Time-bound(期限がある)

 

つまりは、明確な、測定可能な、実現可能な、自分や自分の組織に関連のある、期限が決められた目標設定が、良い成果を出すために良いとされているわけです。

 

モンストに限らず、スマホゲームは大方、このSMARTにうまく当てはまったゲームの遊ばせ方をしています。

プレイヤーがゲームプレイする際の目標設定を、うまくコントロールしているのです。

 

一つずつ説明していきましょう。

 

Specific(明確な)

何をしたら達成されたのかが明確であること。

モンストではボスを倒せば、クリア。何分以内にすべての敵を倒すなどの、達成条件を達成すれば、クリア。明確です。

 

仕事においては、何が成し遂げられたらクリアであるのか、やっている本人が理解していない場合も多かもしれません。

何をどうすればこの仕事がクリア!と言えるのか、明確に条件を決めると、ゲーム感覚に近づく(かもしれません)。

 

Mesurlable(測定可能な)

目標にどのぐらい近づいているか、測定可能であるとうことです。

モンストでは、ボスと戦うときにはボスの体力が見えています。この体力を無くせばこちらは勝利するわけです。

ボスに負けるにせよ、どの程度ボスの体力が減らせたのか、見ることができます。

全くボスに歯が立たなかったのか、もう少しで倒せたのか、見えることでやる気がわきます。

そして、前回の挑戦よりも今回の挑戦がよりクエストのクリア(=目標達成)に近づいているかを確認することができます。

 

仕事において、定期的に今の状況を見える化し、目標達成に近づけているのかを確認できていれば、「もう少しだ!」とか「ここが足りない」といった現状がが分かります。

モンスト同様、全く歯が立たなかったのではないと分かれば、少し前向きになれるのではないでしょうか?

なお、測定するためには、Specificな目標設定が必要になります。例えば数値表現で100になったら達成!という目標であれば、今は60かな、80かなと測定できるはずです。

逆に、Specificな状態でなければ、測定もできません。

 

Available(実現可能な)

現実的に達成できる目標を設定すべし、という意味です。

まったく倒せる気配のないボスに、あなたは立ち向かえますか?

モンスト含め、多くのゲームでは、何とか倒せるレベルに調整されているはずです。

また、ここの難易度をあと一歩で倒せる!ぐらいにすると、課金する人が増えるわけですね。

 

実際の仕事では、その人のスキルでは実現ができないようなことでも、時に上司が仕事として任せることがあります。

自分で実現可能な道筋を考えられない人にとっては、仕事が倒せないボスとの戦いになってしまいます。

仲間を集めるなり、スキルを磨くなりして、実現可能な仕事にしましょう。

倒せない仕事を倒そうとすれば、無理ゲーと同じでつらいだけです。

 

Related(関連のある)

自分や自分の組織に関連性のある目標にせよ、というものです。

これはすなわち、達成した時に自分や自分の組織にメリットがあるでなければ、やる気でないよ、ということです。

モンストではクエストをクリアすると、アイテムや強いモンスターがもらえます。

これまたわかりやすいメリットですよね。

 

さて、実際の仕事で、そのプロジェクトを完遂したら自分にどんなメリットがあるか、思い描けていますか?

どんなスキルがつく、どんな人脈ができる、自分にどんな良いことが起きるのか、そういったメリットを明確に思い描くことが必要です。

 

 

Time-bound(期限がある)

期限の決められた、という意味ですね。

モンストをはじめ、スマホゲームでよくある、期間限定のイベントがこれですね。

このモンスターは今しか手に入らないぞ!今だけだ!さぁ、プレイせよ!

これには、私も操作されて、ゲーム会社の思うがままにプレイさせられました。

 

仕事の多くは期限があります。

だらだらやっていると、良い成果はでないですよね。

明確に、いつ、どのタスクをするのかを決めると、仕事が進みます。

さらに、モンストみたく「この時間しかできない」という意識が集中力を生み出すと、私は考えています。

 

***

 

ゲームは仕事とは違います。仕事は遊びではないですからね。そりゃそうです。

ですが、その中の類似性について考えてみると、仕事を面白くしたり、ゲームのように進める方法が見つかるかもしれません。

 


 

★終わり★