みなさんこんにちは。
みなさんの人生に役立つ情報をお届けします。
優しくなりたいわぁ。
ああ、優しくなりたい。
仕事でもプライベートでも人間関係を円滑にするには、優しさが重要です。
優しくなるにはどうしたらいいのでしょう。
今日は、そんなことを考えながら筆を走らせた記事です。
■知らないということにはリスクがある
7Payの不正利用事件が世間を賑わせましたね。
記者会見で7Payの社長が2段階認証を知らない素振りだったことが注目を浴び、2段階認証が~ということが日夜報道されていました。
が、本当に不正利用に使われたのは、おそらくパスワード再設定時に好きなメールアドレスに通知を送れたことでしょう。
まぁ、細かいことをここで語る気はないのですが、パスワード再設定時のシステム的欠点は以前から指摘されていました。
それに気が付いていた人は、7Payの利用は危険だと思って利用を避けていたようです。
危険性を知らずに7Payを使っていた人たちは、細かい情報を持っていなかったのでしょう。
例えば、大手ケータイ会社から良くわからずに月1万円と言った過剰な金額の契約をさせられている人。
例えば、同じものを買うにしても、ネットショッピングの特定の店で買ったほうが安いにもかかわらず、高い量販店で何も考えずに買ってしまう人。
そういった人たちのことを、情報弱者と呼ぶ人もいます。
とは言え、「調べる」、「情報収集する」という労力的コストを支払わなくてもよいので、あえてそうしている人もいるでしょう。だって面倒ですものね。
私の親なんかは、「ケータイのことを調べるのが面倒だから、ケータイ会社に任せている」と言っています。
どちらが良いというわけではないです。人それぞれの選択です。
が、少なくとも情報収集をしない場合は、7Pay利用時のリスクのような「避けるべきリスク」も同時に知れずにいることになるかもしれません。
■人間関係も、情報を知らないということはリスクになる
私は、知らないということは場合によっては恐ろしいことだと思っています。
海外に行く際、日本と同様に無警戒で歩いていては、スリなどのリスクが高まります。
渡航先の国がどんな治安なのか、そういうことを知らないと、ひどい目に合うことになるでしょう。
まぁ、当然のことですよね。知れば危険は回避できます。
単純な話で、危ないとわかれば、その行動はしないし、対策をとるわけですから。
これは、人との関わりについても言えることです。
地雷を踏む、という表現があります。
人が怒ることをしてしまう、という意味合いだと思っています。
小学生なんかは、注目を浴びるためにわざと人を怒らせることをしたりもするでしょう。
ですが、私たちの生活で知り合いとの関係でわざわざ相手を怒らせようなんてケースは、少ないはずです。
むしろ、みんな怒らせることを避けようとしています。
それでも人を怒らせるということはあります。円滑な人間関係を求めていても。
何故、地雷を踏んでしまうのでしょうか?
それは、その人にとって何が「怒ること」に当たるのかが分からないからです。
相手が何について怒るのか、喜ぶのか。簡単に言えば、その相手の情報を知らないのです。
そして、相手がなぜ怒っているか理解できないがゆえに逆ギレしたりします。
相手を怒らせ、怒った相手に腹を立てている人は、人づきあいにおいて情報弱者なのです。
■その人の背景を知ると、余裕や優しさレベルが上がる
上司はなぜ提案を否定してくるのか理解できなければ、へこんだり腹を立てるよりも、
役職が上の人が何をもって意思決定する必要があるのか、知ろうとしたほうが良いのです。
そうすれば、なぜ否定されたのかが今よりも納得できるようになるかもしれません。
奥さんが定期的に機嫌が悪くなることが理解できないなら、「生理ちゃん」という漫画をみて少しでも相手の状況をイメージしたほうが良いのです。
そうすれば、そんな奥さんにも今よりも思いやりをもって接することができるようになるかもしれません。
決して皆、我々のことが嫌いで怒りをぶつけてくるわけではないはずです。(もちろんただ嫌われている場合もあるでしょうが…状況としては少ないでしょう。)
その怒りを受け入れ、理解するには、相手の情報を知ることです。相手の立場に立つのです。
相手の行動背景が分かれば、多少の否定も納得できるでしょう?
相手がつらい状況と知れば、多少の怒りは理解できるでしょう?
相手のことを知ろうとすることで、相手を許せるかもしれません。
これが優しさレベルを上げる方法なのでは、と私は思うのです。
★終わり★